守備の建て直しが急務
昨季に喫した失点は71と、ダントツの最下位だった。守備的なサッカーに変更してからは数字が安定した時期もあったが、シーズンを通してみれば探り探りの1年だったと言える。
ラモス瑠偉監督はショートパスを繋ぐスタイルをチームに植え付けようとしたが、結果が出ない中で選手は自信を失い行き場を失った。プロである以上、勝たなければならない現実がある。そうしたことを考慮すればスタイル変更は致し方ない部分もある。
J3降格の危機と戦った昨季、チームは何を得たのか。それを精査し、今季の戦いにつなげたい。
2016シーズン 戦力入れ替え
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