Jリーグでも一部試合で追加副審が導入される写真【写真:Getty Images】
Jリーグは24日、2016シーズンから新たな追加副審を導入することを決定した。
追加副審は、主審とラインズマンに加え、ゴール横でペナルティエリア内のプレーを中心に判定する審判員である。セリエAや欧州チャンピオンズリーグ(CL)などの大会では採用されている。
また、追加副審は『コミュニケーションシステム』と呼ばれる無線機で主審とコミュニケーションを取り、ピッチ内でりプレーを報告する。
導入されるのは、ヤマザキナビスコカップ準決勝と決勝、Jリーグチャンピオンシップ全試合、天皇杯準決勝と決勝の一部の試合のみで、その他のリーグ戦では導入されない。
先日行われたゼロックススーパーカップでは、ガンバ大阪の丹羽大輝がハンドの判定でサンフレッチェ広島にPKが与えられたが、映像ではボールは丹羽の顔面に当たっていたことから、PKの判定には物議を呼んでいた。
追加副審の導入により、このような事態を避けられるきっかけになりそうだ。
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