京都に加入した元浦和FWエスクデロ競飛王【写真:Getty Images】
J2の京都サンガF.C.は、元U23日本代表FWエスクデロ競飛王を獲得したことを発表した。背番号は「10」。
浦和レッズのジュニアユース出身のエスクデロは、2005年にトップチーム昇格。2007年6月に日本国籍を取得し、U-23日本代表として北京五輪候補メンバーに選出されている。
2012年7月から韓国のFCソウルでプレーし、昨年から中国の江蘇蘇寧へ移籍した。しかし、江蘇蘇寧はこの冬にシャフタール・ドネツクからアレックス・テイシェイラやチェルシーからブラジル代表MFラミレスを総額100億円で獲得するなど、“爆買い”を続けてきた。
エスクデロは常に日本代表への思いを語っており、先日は自身のSNSで中国でのプレーに悩んでいることを打ち明けていた。今回の京都加入で、4年半ぶりのJリーグ復帰となる。
京都のオフィシャルサイトを通じ、「昨年12月ごろに京都から声をかけてもらって、熱い思いを伝えられていました。京都でプレーできれば幸せだなと感じていましたが今回、中国のクラブで契約解除になってすぐにオファーをいただきました」と、オファーまでの経緯を語っている。
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