守備は安定。課題は得点力
2015年、ファジアーノ岡山は岩政大樹、加地亮という元日本代表2選手を獲得し大きな話題を集めた。世界を相手に戦ったベテランの経験は得難い力となったが、チームは11位でフィニッシュしている。
守備は35失点でリーグ3位の少なさと一定の成果を残した。しかし、攻撃に目を移すと40得点に終わっているようになった。これは15位タイの数字で、今季の課題となりそうだ。チームとして相手にゴールを与えないという戦いは高いレベルで維持できるようになったが、セットプレーのバリエーションを増やすなど得点パターンも確保したいところだ。
2016シーズン 戦力入れ替え
【次ページ】補強面と総合力それぞれの診断結果