アーセナルが獲得を目指していたルイス・スアレス【写真:Getty Images】
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスがリバプールに在籍していた時代に獲得を狙っていたことについて言及した。22日に英紙『スカイ・スポーツ』が報じている。
スアレスは2011年から2014年までリバプールに在籍し、通算133試合出場で82得点を記録していた。リバプールの中心選手として活躍した後、2014年夏にバルセロナに移籍している。
アーセナルは2013年に移籍金4000万ポンド(約65億2000万円)で獲得を試みたとされているが、スティーブン・ジェラードとの会話が決め手となりオファーを拒否していた。ヴェンゲル監督は、もしこの時スアレスを獲得できていた場合について言及している。
「私は前に”スアレスを獲得できていたらどうなっていたか”と考えたことはあるが、今はもう考えていない。彼はチームの友情を高めてくれるんだ。リバプールでもそうだし、ウルグアイ代表としてもエディンソン・カバーニやディエゴ・フォルランと共にプレーした時もだよ。スアレスはチームにそういった精神を植えつけてくれるタイプの男だ」
ヴェンゲル監督はスアレスを戦力としてだけではなく、チームの結束力も高めてくれる選手と考えているようだ。現在はバルセロナで順風満帆な日々を過ごしているスアレスだが、再びアーセナルからオファーが来た時は移籍を検討することはあるのだろうか。
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