ライアン・ギグス氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス氏は、再び暫定監督を引き受けるつもりはないようだ。英紙『ザ・サン』が伝えている。
現役時代は左足から正確無比なキックを繰り出す名手だったギグス氏は、現在ルイス・ファン・ハール監督の右腕としてアシスタントコーチを務めている。
ギグス氏は現役最後となった2013/14シーズンに、デイビッド・モイーズ元監督がシーズン途中で解任されたことを受けてプレーイングマネージャーとして暫定監督を務め、4試合で指揮を執っている。うち1試合で、自らを途中出場させるという采配を見せた。
ユナイテッドはファン・ハール監督の風当たりが強くなっており、22日に行われるFA杯5回戦シュールズベリー・タウン戦(3部所属)で敗れるようなことがあれば、即解任といわれている。
ファン・ハール監督の後任にはジョゼ・モウリーニョ氏が有力とされているが、シーズン終了を待たずしてユナイテッドの監督に就任する可能性もある。
しかし、ギグス氏は“繋ぎ役”としての暫定監督に後ろ向きであり、現職であるアシスタントコーチを継続させることを望んでいるという。
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