ミランのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が再び失言してしまった。
ベルルスコーニ名誉会長は21日にイタリア『スカイ・スポーツ』でミランの現状について語った。同氏は「全選手をイタリア人で構成したい」と希望を語ると、「マリオ・バロテッリも日焼けはしすぎだがイタリア人だ」と人種差別的発言をしている。
このコメントを受けて、英紙『ガーディアン』を含む複数の他国メディアが問題発言であることを報じた。また、その報道をイタリア紙『レプッブリカ』が「ベルルスコーニの失言は外国メディアから逃れられなかった」と伝えている。
過去にもバロテッリを「腐った林檎」と表現するなど問題を呼んでいるベルルスコーニ氏。両者の関係に改善はあるのだろうか。
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