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”BB”欠いたレアル、マラガ相手に優勝遠のくドロー。名手カメニが躍動

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー
コバチッチも奮闘したが結果につながらず【写真:Getty Images】

【マラガ 1-1 レアル・マドリー リーガ・エスパニョーラ第25節】

 リーガ・エスパニョーラ第25節が現地時間21日に行われ、レアル・マドリーはアウェイでマラガと対戦した。

 ベンゼマ、ベイル、ぺぺを負傷で、ヴァランを出場停止で欠くマドリーは攻守に緩慢さが目立つ。特に守備はミスを繰り返しマラガに決定機を作られた。だがシャルレスやリカルド・オルタ、カマーチョらが仕留めきれず先制点が遠い。

 地力で上回るマドリーも卓越した個人技と連携で相手ゴールに迫るが、こちらは守護神カメニが立ちはだかり得点を奪えないまま時計が進んでいった。

 そんな中33分、C・ロナウドが試合の流れを変える。クロースのFKに打点の高いヘディングで合わせカメニの壁を撃ち抜いた。今季22得点目を決め雄叫びをあげたスーパースターは止まらない。

 続く35分にはドリブルでペナルティエリアに侵入し、ウェリグトンのファウルを誘う。だが今度はC・ロナウドのPKをGKカメニが驚異の反応でセーブして雄叫びをあげた。

 後半もマラガが食い下がる。66分、ウェリグトンのアシストからアルベントサが同点ゴールを奪って試合を振り出しに戻すと、マドリーの決定機をGKカメニがことごとく弾き出す。バルセロナとの差を広げないためにもゴールが欲しいマドリーだったが、ベンゼマとベイルを欠く攻撃陣にキレが見られず最後まで追加点が遠かった。

 ドローで勝ち点2を逃したマドリーは10試合負けなしだが、首位バルセロナとの勝ち点差は11ポイントに広がってしまった。次節はホームでのアトレティコ・マドリー戦、絶対に勝利が求められるマドリー・ダービーだ。残り13試合、逆転優勝に向けて厳しい戦いが続く。

【得点者】
33分 0-1 C・ロナウド(R・マドリー)
66分 1-1 アルベントサ(マラガ)

【了】

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