ローマのフランチェスコ・トッティ【写真:Getty Images】
元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが、ついにローマを離れることになるかもしれない。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ローマは現地時間21日にホームでパレルモと対戦するが、同紙によれば、試合当日の朝にルチアーノ・スパレッティ監督が「君はもう必要ない。今日の試合でのプレーには期待していない。君はメディアに喋りすぎた」と“戦力外通告”を言い渡したという。
この発言に激怒したトッティはそのまま帰宅。その場に居合わせたチームメイトたちは唖然としていたようだ。
ローマはパレルモ戦の前後にもトッティの去就に関する発表を行うと現地メディアは伝えている。
トッティは先日、ラジオで「このままでいることは出来ない。僕はプレーしたい。ベンチ生活は苦しい。ひどいことだ」と現状への不満を漏らしている。
16歳から23年間に渡ってローマ一筋でプレーしてきたトッティには、今季限りで引退するか、国外から届いているオファーに耳を傾け、新天地に挑戦する可能性がある。
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