同点ゴールに絡んだ原口元気【写真:Getty Images】
【ヘルタ・ベルリン 1-1 ヴォルフスブルク ブンデスリーガ 第22節】
ブンデスリーガ第22節が現地時間20日に行なわれ、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンはホームにヴォルフスブルクを迎えて対戦。先制されるもサロモン・カルーがゴールを決めて1-1で引き分けている。
4位につけるヘルタはこの試合も原口を先発起用。負傷の影響が心配されたカルーもスタメン出場を果たしている。ヘルタは18分に左からのクロスをヴラディミル・ダリダが中央で合わせるが惜しくもゴール右に外れた。その後もヘルタのペースでゲームは進んだが、お互いにチャンスは作れず0-0のまま前半を折り返す。
後半に入ってもヘルタのペースで始まったが、先に得点を奪ったのはヴォルフスブルクの方だった。53分に一瞬の隙をついて右サイドから攻め上がると、折り返しのボールをマルセル・シェーファーが決めてヴォルフスブルクが先制に成功する。
追いかける展開となったヘルタは60分、右サイドを駆け上がった原口がクロスを上げる。味方選手がゴール前で相手と交錯すると、ボールはゴール方向へ転がるが、ヴォルフスブルクの選手が必死でクリアをする。
しかし、そのクリアボールを拾ったカルーがゴールに叩き込み、ヘルタが同点に追いついた。カルーにとって負傷明けの復活弾となっている。
その後はピンチが続いたがGKを筆頭に守りきり、ヘルタは1-1の引き分けに終わった。原口の活躍もありヘルタは連敗を阻止している。次節、ヘルタは26日に大迫勇也が所属するケルンのホームに乗り込んで対戦する予定だ。
【得点者】
53分 0-1 マルセル・シェーファー(ヴォルフスブルク)
60分 1-1 サロモン・カルー(ヘルタ)
【了】