補強面と総合力それぞれの診断結果
V・ファーレン長崎 2016シーズン予想フォーメーション
補強診断 B
最前線が入れ替わり新たな顔ぶれに
昨季の主力級が移籍していく中、補強も積極的に行っている。J1昇格の鍵となるのが得点力アップだろう。ベースとなるスタイルは機能しているが、昨季42得点という数字は物足りない。
1トップのイ・ヨンジェ、上形洋介が退団し、代わりに永井龍とロドリゴが新たに加わった。彼らがいかに早くチームに馴染めるかが重要となるが、シャドーの梶川諒太らの奮起も求められる。そして、サイド攻撃にも磨きをかけたいところだ。
総合力診断 B＋
今季もプレーオフ圏内は狙える
スーパーな選手がいるわけではないが、チーム全体が目指すサッカーを共有できており、集団としての強さが際立っている。高木監督の手腕は評価されるべきで、継続したチーム作りがしっかりと強化に結びついている。
もちろん昇格プレーオフを狙えるだけの力はあるが、一歩間違えれば下位に転落する危険もある。センターラインに新加入選手が多いだけに、まずはチームのスタイルをもう一度しっかり植え付けたいところだ。
【了】
