今夏にも移籍する可能性が高くなっているメスト・エジル【写真:Getty Images】
バルセロナ行きが噂されるアーセナル所属のドイツ代表MFメスト・エジルに対して、元ドイツ代表のローター・マテウス氏が移籍を勧めているようだ。18日に英紙『エクスプレス』が報じている。
エジルはアーセナルからの契約延長オファーを受けたが拒否していた。長期延長の高額年俸だったともされているが、エジル本人は夏の移籍市場での移籍を示唆している。現時点でバルセロナとバイエルン・ミュンヘンなどが獲得に興味を持っているようだ。
ドイツ代表として通算150試合に出場し、5度W杯に出場した経験を持つマテウス氏は「バルセロナは中盤の深い位置からインスピレーションを与え、攻撃を活性化させてくれる選手を求めているように見える。イヴァン・ラキティッチの隣にぴったりなのはエジルのような選手だ」と語り、エジルのバルセロナ行きを勧めている。
また、一方で「プレミアリーグでは約20アシスト決めている。彼が移籍を望んだ場合は、アーセナルは引き留めることができないと確信しているよ」と語り、選手が移籍を希望すればアーセナルに残留する可能性は低いとの考えを示した。
バルセロナにはリオネル・メッシやネイマール、ルイス・スアレスといった強力な点取り屋が揃っている。彼ら3人が今夏以降もバルセロナに残り、そこにエジルが加わるようなことがあれば、両者にとってもゴール数やアシスト数の増加が期待できるかもしれない。
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