2位:大久保嘉人(川崎F)
川崎フロンターレに所属する大久保嘉人【写真:Getty Images】
【得点記録】
2001年(J1:C大阪)20試合出場2得点
2002年(J2:C大阪)29試合出場18得点
2003年(J1:C大阪)24試合出場16得点
2004年(J1:C大阪)22試合出場15得点
2006年(J1:C大阪)21試合出場6得点
2007年(J1:神戸)31試合出場14得点
2008年(J1:神戸)31試合出場11得点
2009年(J1:神戸)19試合出場8得点
2010年(J1:神戸)17試合出場4得点
2011年(J1:神戸)30試合出場9得点
2012年(J1:神戸)26試合出場4得点
2013年(J1:川崎F)33試合出場26得点※得点王
2014年(J1:川崎F)32試合出場18得点※得点王
2015年(J1:川崎F)32試合出場23得点※得点王
J1通算338試合出場156得点
J2通算29試合出場18得点
※2004-2006年はマジョルカ(スペイン)に在籍
※2008-2009年はヴォルフスブルク(ドイツ)に在籍
史上初となる3年連続J1得点王を獲得したFW。若手時代からコンスタントにゴールを重ねてきたものの、その器用さと献身性から中盤やサイドで起用されることも多かった。
だが、川崎Fに移籍してからは状況が一変。攻撃を愛する指揮官と上質なパスの出し手がいるチームで、大久保は覚醒する。キレのある動き出しと類まれなシュートセンスでネットを揺らし続けている。周囲への要求は時に厳しいが、それは味方への信頼と自身の得点能力に絶対の自信があるからこそ。
かつては気性の荒さも目立ったが、今はそうした感情をボールに込め、等々力の歓喜に変えている。今の日本に、彼以上のストライカーは存在しない。