主力とサブの区別なし。ドルトムントの先発は?
チーム状況は変化している。それでも、バイエルン=ポゼッションを軸とするチームに対してどのような守備で勝利したのか、経験として備わっていることは間違いないだろう。
17日の会見でBVBの指揮官トゥヘルは、ポルトのことを「とてもコンパクトなチーム」と形容した。
「ポルトはとても早く、とてもアグレッシブに守備をする。勝ち進むために、我々は最高の成果を2度必要とする」
トゥヘルは、少なくともポルトの守備について警戒しているようだ。
またトゥヘルは会見で、直近の13日ハノーファー戦を欠場したオーバメヤンのメンバー入りを示唆した。バイデンフェラー、シャヒン、ギュンドアンについては、病気がちで、メンバー入りは疑わしいようである。
ブラッケル練習場で行われた16日の午後のトレーニングでは、上記3名を除く全てのメンバーが参加した。新顔のプリシッチとパスラックも見える。雰囲気は明るい。ロンド、フリーマンを入れたミニゲームなどをこなしていく。淀みはない。冬の青空が広がる中で、香川真司も引き締まった表情だ。精力的に汗を流す。依然として、練習では主力とサブの区別はない。
果たしてBVBでは、一体誰がポルト戦の先発に名を連ねるのか。「大きな第一関門」が始まる。
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