ウェイン・ルーニー(左)とルイス・ファン・ハール監督(右)【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドの主将を務めるイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、14日に行われたサンダーランド戦で負傷していたようだ。英紙『テレグラフ』が伝えている。
サンダーランド戦ではフル出場していたルーニーだが、実は膝に負傷を抱えたままプレーしていたという。同紙は、ルーニーが2ヶ月に渡って戦列を離れるとしている。
チームを率いるルイス・ファン・ハール監督は、ルーニーが負傷を負ったにもかかわらず交代を拒絶したと語っている。
「彼は試合の最後までプレーしたがる男だ。例え痛みを感じていても、交代したがらないだろう」
今季のユナイテッドは守備陣を中心に負傷者が続出している。同じサンダーランド戦で、イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンも肩の負傷で途中交代している。
相次ぐ主力選手のけがに、ファン・ハール監督も嫌気がさしているようだ。
「普通、チームに12人もけが人が出ることはない。けがを分析してみれば、ばかげた話だ。それらは全て接触での負傷であり、不幸なことだ」
ルーニーが2ヶ月間の離脱となれば、ヨーロッパリーグのミッティラン戦の1st、2ndレグに加えて28日のアーセナル戦(ホーム)や3月20日にアウェイで行われるマンチェスター・シティとの“マンチェスター・ダービー”などの試合を欠場することとなる。
解任を望む声が日に日に強くなるファン・ハール監督にとっては、さらなる追い打ちとなってしまった。
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