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“汚職体質”はいつから? サッカー界の歴史を築いてきた歴代FIFA会長8人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

第5代:アーサー・ドルリー

  1950年W杯イングランド対アメリカ戦。監督でないドルリーにメンバーを決められたイングランドは、当時弱小と思われたアメリカに敗れた
1950年W杯イングランド対アメリカ戦。監督でないドルリーにメンバーを決められたイングランドは、当時弱小と思われたアメリカに敗れた【写真:Getty Images】

【国籍】
イギリス(イングランド)

【生没年月日】
1891年3月3日生-1961年3月25日没

【FIFA会長在任期間】
1955年-1961年(6年)

 ルドルフ・ジルドライヤー氏の後任として1955年から1961年までFIFA会長を務めたアーサー・ドルリー氏。フットボールリーグの理事長とグリムズビー・タウンFCのディレクターも兼任していた。

 ドルリー氏の有名な逸話として1950年W杯のイングランド代表対アメリカ代表の試合が挙げられる。当時のイングランド代表監督はウォルター・ウィンターボトム氏で、彼は次のスペイン戦に備えたメンバー構成でアメリカ戦に臨もうとしていた。しかし、ドルリー氏が自らメンバーを選んで試合に挑むことになってしまい、結果としてイングランドはアメリカに敗れた。

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