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“汚職体質”はいつから? サッカー界の歴史を築いてきた歴代FIFA会長8人

昨年以来、長年にわたる“汚職体質”が非難されているFIFA。世界のサッカーを統括する組織がこのような状態にいたったのはいつからなのだろうか? 歴代会長の功績を振り返りながら、FIFAの歴史を振り返る。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

第1代:ロベール・ゲラン

1905年のFAカップの様子。ゲランらがFIFAを発足させた当初、イングランドはFIFAに加盟していなかった
1905年のFAカップの様子。ゲランらがFIFAを発足させた当初、イングランドはFIFAに加盟していなかった【写真:Getty Images】

【国籍】
フランス

【生没年月日】
1876年6月28日生-1952年3月19日没

【FIFA会長在任期間】
1904年-1906年(2年)

 国際サッカー連盟(FIFA)を創設したロベール・ゲラン氏はフランス紙『ル・マタン』のジャーナリストとして活躍していた。

 FIFAはフランス、ベルギー、デンマーク、オランダ、スペイン、スウェーデン、スイスの7カ国協会の代表が署名し、1904年5月21日に創設された。続いて1904年9月1日にドイツサッカー連盟が参加を表明した。

 ゲラン氏はFIFA会長に就任する以前より、サッカーの国際ルールの整備に尽力していた。任期2年間の間に新たにイングランドを含む8カ国を加盟させることに成功した。

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