中国スーパーリーグの上海申花が、メジャーリーグサッカー（MLS）のシアトル・サウンダーズに所属する31歳のナイジェリア代表FWオバフェミ・マルティンス獲得を目指しているようだ。14日に英メディア『ESPN FC』が報じている。

　同メディアによると、上海申花は移籍金300万ドル（約3億4000万円）でマルティンスの獲得に動いているとのこと。すでに両者の間で交渉が進んでおり、移籍間近となっているようだ。

　マルティンスは2001年にインテルに加入後、2006年にチームを退団するまでに通算136試合に出場し49得点を記録。その後は、ニューカッスルやヴォルフスブルク、ロシア1部のルビン・カザンやレバンテなどを経由した後、2013年にアメリカに渡った。

　シアトルでの初年度はリーグ戦20試合出場で8得点だったが、翌年にはリーグ戦31試合の出場で17得点を記録し、大きな活躍を見せている。昨季はリーグ戦21試合出場で15得点を記録していた。

　欧州では目立つ結果を残せなかったマルティンスだが、アメリカでは輝くを見せている。今度は中国で、年齢的にも最後のキャリアを全うすることになるかもしれない。

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