インテルを下したフィオレンティーナ【写真:Getty Images】
【フィオレンティーナ 2-1 インテル セリエA 第25節】
イタリア・セリエA第25節が現地時間の14日に行なわれ、日本代表DF長友佑都が所属する4位インテルは3位フィオレンティーナと対戦した。
長友は右サイドバックで3試合連続の先発出場を果たす。ロベルト・マンチーニ監督は4-3-3を選択し、前線は右からエデル、イカルディ、パラシオを据える。
最初にビッグチャンスを作ったのはフィオレンティーナ。左サイドからの折り返しをイリチッチがシュートを放つも、A・テレスがライン上で見事なクリアをみせる。
すると26分、ここまで守備に回ってきたインテルに先制ゴールが生まれる。右サイドに流れたパラシオのクロスがファーサイドのブロゾビッチに通り、ボレーシュートを叩き込んだ。
追いつきたいフィオレンティーナはテージョに替えてサラテを投入し、ベルナルデスキを右サイドに移す。そして、この采配が見事に当たる。60分、右サイドのクロスにボルハ・バレロが反応し、フィオレンティーナが同点に追いつく。オフサイドかどうか微妙な判定だったが、ここは審判はゴールを認めた。
流れがフィオレンティーナに傾くと、インテルが10人の戦いを強いられる。テレスが2枚目のイエローカードで退場となってしまう。するとアディショナルタイムにフィオレンティーナが劇的な逆転ゴールを決める。途中出場のババカルが混戦から押し込んだ。
その後ヒートアップした両陣営はサラテとコンドグビアが退場。白熱の上位対決はフィオレンティーナに軍配があがった。
【得点者】
26分 0-1 ブロゾビッチ(インテル)
60分 1-1 ボルハ・バレロ(フィオレンティーナ)
91分 2-1 ババカル(フィオレンティーナ)
【了】