ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】
【ドルトムント 1-0 ハノーファー ブンデスリーガ 第21節】
ドイツ・ブンデスリーガ第21節が現地時間13日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはホームでハノーファーと対戦。ヘンリク・ムヒタリアンのゴールで、1-0の勝利を収めている。
この試合でフル出場を果たした香川だが、ドイツ紙からの評価は低く「全く目立たない90分間だった」と酷評されている。
ドルトムント対ハノーファーを日本代表指揮官であるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が視察。香川は「『2試合欠場していたから体は重かったか』と聞かれた」と同監督も香川の様子を心配していることを明かした。
香川は代表でゲームメイクとアタッカーのどちらの役割もこなしており、多くを背負いすぎているのではないかとの声もある。しかし、本人は「両方を備えたい」と意欲をみせている。
「僕はアタッカーにあるスピードがなく、ゲームメイクという意味でも8割か9割。両方で高いレベルを出していかないとドイツでは生き残っていけない。もっと存在感を出さないとと思っています」
前節のヘルタ・ベルリン戦で異例のベンチ外で話題を呼んだ香川。その後のDFBポカール準々決勝シュトゥットガルト戦でもわずか3分間の出場にとどまっていた。不調に喘ぐ日本代表の10番はドイツで再び輝きを放つことができるのだろうか。
【得点者】
57分 1-0 ムヒタリアン(ドルトムント)
【了】