上海申花が獲得を目指していたアルバロ・アルベロア【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグの上海申花が、レアル・マドリーに所属する33歳のスペイン代表DFアルバロ・アルベロアの獲得に動いていたようだ。11日にスペイン紙『ムンド』が報じている。
同紙によると、上海申花はアルベロアに対して年俸800万ユーロ(約10億円)のオファーを提示していたとのこと。しかし、アルベロアはこのオファーを拒否しマドリーに残留することを決めたようだ。
アルベロアはマドリーのユースで育ち、下部組織で経験を積んだ後、トップチームに昇格。しかし、2004年はリーグ戦2試合の出場に終わり、2006年にデポルティボ・ラ・コルーニャに移籍した。
その後、リバプールを経由し2009年から古巣のマドリーに復帰している。今季は公式戦6試合に出場していた。今季終了後にはマドリーとの契約が満了となり、このまま契約を更新しなければ退団することになる。今冬に中国に移籍する選択肢もあったが、アルベロアは今季終了後までマドリーで戦うことを選んだようだ。
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