通訳は不在。チームメイトとはのコミュニケーションは全て英語で
昨年の10月16日。自身のブログで「自称人見知り」という前置きとともに、チームメイトに「任天堂DSを6台買わされた!」というエピソードを紹介していた。その直後の試合では、この“事件”について「そうなんですよ!」と笑いながら話す岡崎の姿があった。そして「なんか面白いやつみたいな感じで。面白いというか、いじられ役みたいな感じだと思う」と頭をかいた。
レスターの岡崎には通訳はついておらず、スタッフやチームメイトとのコミュニケーションは、基本的にすべて英語で本人が行う。
筆者は、英国人記者が岡崎を取材する際に即席通訳を務めたこともあるが、彼の英語力は、簡単な英語であれば聞き取りは十分に可能なレベルである。もちろんサッカーに関わることであれば、ほぼ問題なく受け答えができる。
また前述のリバプール戦の際には、チームメイトと対話を繰り返しており、この点について質問をすると「スローインでは結構自分が動いて競って(ジェイミー)ヴァーディーにつないでみたいな形が多かったから」として、「英語なので、単語は出てくるじゃないですか? 割と楽ですね」と説明してくれた。
【次ページ】完璧な英語でなくても…誰とでも親しくなれる岡崎