レスターで愛される岡崎
1月23日のストーク戦、2月2日のリバプール戦に続いて、直近のマンチェスター・シティ戦でも途中交代でピッチを下りる際にスタンディングオベーションを受けた岡崎慎司。いずれの試合でも得点もアシストもなかった。しかしながら、その貢献度の高さはファンも認めるところである。
だがこれは、チームメイトも同様だ。現在の岡崎はレスターの仲間に認められ、チームの一員として完全に受け入れられている。
それは、彼が今季前半戦に献身的なプレーに徹し、意識的にチームに貢献したからである。さらに、12月中旬ごろからはプレースタイルをアジャストした結果、よりゴールに近い位置で攻撃的に振る舞うように心がけ、危険な選手として評価を受けているのだ。
一方で、岡崎の“Likeable”、すなわち好かれやすいキャラクターも起因している。試合後の取材エリアでは、毎回のように、日本人記者団と話をする岡崎をリヤド・マレズやマーク・シュワルツァーといった選手が茶化していく。