ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】
現地時間7日に行われたヘルタ・ベルリン戦で今季のリーグ戦で初めてベンチ外となった日本代表MF香川真司だが、9日に行われるDFBポカール(ドイツ杯)準々決勝シュツットガルト戦に向けた遠征メンバーには含まれているようだ。独紙『ルール・ナハリヒテン』が伝えている。
香川を欠いたドルトムントはアウェイのヘルタ戦をスコアレスドローで終えた。1月のボルシアMGでは胃腸炎の影響により90分間をベンチで過ごしたが、ベンチトーマス・トゥヘル監督は体調不良などではなく、あくまでも普段の練習の出来をみてベンチ外にしたことを明かしている。
対するシュツットガルトは11月にドルトムントに敗れて以降、公式戦は7戦無敗。序盤こそ大きく躓いたが、リーグ戦も4連勝で好調な相手である。
トゥヘル監督は、「我々は最近で最も強い相手と対戦する。かなりの強敵であり、タフな組み合わせだ」と警戒を強めている。
また、トゥヘル監督は今年に入って23歳のモリッツ・ライトナーや17歳のクリスティアン・プリシッチらを積極的に起用する姿勢を見せており、香川とポジションを争うこととなるかもしれない。
2月はヨーロッパリーグ決勝トーナメントも再開するなど試合日程が過密となるが、香川の出場機会は訪れるだろうか。
【了】