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マンチーニは高い買い物? 年俸9000万円アップで平均勝点が0.1上昇

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチーニはお高い買い物? 年俸9000万円アップで平均勝点が0.1上昇
インテルのロベルト・マンチーニ監督【写真:Getty Images】

 インテルのロベルト・マンチーニ監督は高い買い物だったのだろうか。それとも安い買い物だったのだろうか。

 セリエA第24節を終え、インテルは勝点45で4位につけている。昨冬から指揮官に就任したマンチーニ監督は現在イタリアで最も高額な監督である。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、同指揮官の年俸は400万ユーロ(約5億2000万円)で、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督の350万ユーロ(約約4億5000万ユーロ)を上回る。

 マンチーニ監督の昨冬からのインテルでのセリエA成績は23勝15分13敗。平均獲得勝点は1.65となっている。前任者のワルテル・マッツァーリ監督は年俸330万ユーロ(約4億3000万円)で19勝19敗11分、平均獲得勝点は1.55だった。

 インテルとしては、年俸にして70万ユーロ(約9000万円)アップで平均獲得勝点が0.1増加したことになる。これを安い買い物ということは難しいだろう。とはいえ、今季に限っていえば13勝6分5敗と平均獲得勝点は1.88となっている。また、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得することができれば、クラブは放映権収入により9000万円など簡単に元が取れる収益を手にすることになる。

 果たして、マンチーニ監督は自身の高額な年俸にふさわしい成績を残すことができるのだろうか。

【了】

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