元豪代表のティム・ケーヒル【写真:Getty Images】
今冬数々のスター選手を獲得している中国クラブに、アジアの英雄が苦言を呈している。8日、イギリス『ロイター』が報じた。
江蘇蘇寧が移籍金65億円でアレックス・テイシェイラ、ラミレス、ジョーのブラジル代表MFを獲得。広州恒大は移籍金55億円でジャクソン・マルティネスを獲得した。その他にもインテルのフレディ・グアリン、ローマのジェルビーニョも中国に参戦している。
ケーヒルは「狂気だね。僕はこれが中国リーグにとって良いことかはわからない」とコメントしている。
「彼らは力を持った。誰かがほしいと思えば獲得し、いらないと思えば放出することができる」
また、ケーヒルは「中国行きが選手のためになるか?ノーだ」と苦言を呈している。一方で、「中国という国を大きくすることの助けとなるだろうね」と語った。
中国の移籍市場は2月26日まで開いている。さらなるビッグディールは実現するのだろうか。
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