ミランのカルロス・バッカ【写真:Getty Images】
今季からミランに加入したFWカルロス・バッカは、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドよりも効率的な働きをしているようだ。7日、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
バッカは現在セリエAで12ゴールを挙げているが、なんと枠内シュートはわずか24本。2本のうち1本は必ずゴールネットを揺らすという、50%の確率でシュートしていることになる。
この数字はメッシの32%、C・ロナウドの35%に加え、イングランド得点王であるレスターFWジェイミー・ヴァーディ、さらに現在セリエA得点王であるナポリFWゴンサロ・イグアインの43%を上回ることになる。
さらにバッカの12ゴールのうち10ゴールは全て引き分けの膠着状態を破るゴールであり、苦しい時にゴールを奪うことのできるエースであることが見て取れるとしている。
ミランの新エースとして君臨しているバッカの働きを同紙はクラブレジェンドたちと比較。「(フィリッポ・)インサーギの能力を持ち、(エルナン・)クレスポの動きを持ち、(アンドレイ・)シェフチェンコの正確で切れ味鋭いサッカーをする」と絶賛した。
現在セリエAでチャンピオンズリーグ出場権まで勝点差6で6位につけるミランだが、新エースはクラブを欧州の舞台に導くことができるのだろうか。
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