エデン・アザールとジョゼ・モウリーニョ前監督【写真:Getty Images】
チェルシーのエデン・アザールは、ジョゼ・モウリーニョ前監督の解任に大きな責任を感じているようだ。
アザールは昨季のプレミアリーグ最優秀選手に選ばれ、チェルシーの優勝に大きく貢献。しかし今季はリーグ戦でいまだゴールがなく、低迷するチェルシーにおいて度々批判を浴びている。
現地では、モウリーニョ前監督の解任を図った首謀者のひとりとまで報じられたアザールだったが、実際には異なるようだ。英紙『ザ・ガーディアン』のインタビューで“恩師”への謝罪を口にしている。
「彼が去ったあと、僕は謝りたくてメッセージを送ったんだ。僕は少し罪悪感を感じていた。最優秀選手だったし、今年はパフォーマンスが悪くなった。メッセージを送ったあとに彼は僕のところに来て、ベストを願ってくれたんだ」
アザールはリーグ戦でこそゴールはないが、1月31日のFA杯MKドンズ戦でPKを決めて今季公式戦初得点を記録。チームも、10試合5勝5分無敗と徐々に復調の兆しを見せ始めている。
「今季、チャンピオンだったチームに何があったかを説明することはできない。最近少しずつ良くなっているけど、まだこれまでのように勝つことが出来ていない。誰もチェルシーに何が起きたかなんて、指摘することは出来ないよ」
チェルシーは7日にマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦する。アザールはリーグ戦初得点を挙げることができるだろうか。
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