マインツに所属する武藤嘉紀【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第20節が現地時間6日に行われ、マインツはハノーファーのホームに乗り込んで対戦し、1-0の勝利をおさめている。
前節スタメン出場となった日本代表FW武藤嘉紀は今節も先発起用された。チームは24分にハイロ・サンペリオが決めた先制点を守りきり、リーグ戦2連勝をおさめている。
武藤はこの試合で果敢に攻撃を仕掛け、先制点に絡む活躍を見せていた。また、58分には相手のコーナーキックを防いだ後に一人で左サイドを駆け上がりチャンスも演出している。
独紙『ビルト』は武藤に「4,0」の評価をつけた。また、ハノーファーの酒井宏樹にも「4,0」、前半途中に交代で退いた山口螢には「6,0」の最低評価を与えている。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分けて表され、数字が小さいほど評価が高いことを意味する)
同じくユヌス・マッリにも「4,0」の評価をつけ、決勝点を決めたハイロ・サンペリオなど他のメンバー全員に「3,0」の評価を与えている。ハイロは他にも多くのチャンスがあったが、1得点にとどまったことから、それほど評価が高くならなかったようだ。
武藤は11月28日のフランクフルト戦で得点を決めて以降、ゴールから遠ざかる状態が続いている。12日に行われるシャルケ戦では久しぶりのゴールに期待したいところだ。
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