バルセロナのネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナのネイマールに対して、世界最高額となる移籍のオファーが届いていたようだ。4日付けスペイン紙『マルカ』が報じた。
現地時間2日にネイマールと父ネイマール氏が脱税と詐欺の容疑でマドリッドの裁判所に出頭した。
裁判官とのやり取りで、父ネイマール氏はネイマール獲得のオファーがつい最近届いたということを告白した。その移籍金はなんと1億9000万ユーロ(約250億円)で、バルセロナとの契約書に設定されている金額とのこと。
現在、移籍金における世界最高額はマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーに加入したクリスティアーノ・ロナウドの9690万ユーロ(約125億円)だ。ネイマールへのオファーは約2倍となり、実現すれば世界最高額を大幅に更新することになる。
さらに父ネイマール氏は、息子が一生バルセロナでプレーし続けるわけではなく、ネイマールのクラブとの契約延長を拒否し移籍することを阻むものは何もないと明かした。
しかしながら、今回の裁判は過去のオファーが焦点であり、ネイマールの現在が問題ではなかった。そのため、父ネイマール氏がクラブ名を明かす前にホセ・デ・ラ・マタ裁判官は父ネイマールの話を遮り、250億円のオファーを出したクラブの名前はわからなかったようだ。
ネイマールは継続してマドリー移籍の噂が報じられているが、父ネイマール氏は裁判所から出てすぐに報道陣に対応し、マドリーからのオファーは受け取っていないことを強調した。また、ネイマールはバルセロナとの契約更新は間近だと念を押している。
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