アトレティコ・マドリーが獲得を狙っているジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長が、チェルシーに所属するFWジエゴ・コスタを夏の移籍市場で獲得する考えがあることを明かした。4日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、中国スーパーリーグの広州恒大にジャクソン・マルティネスを放出したことによって得た大金を使って、D・コスタの獲得を狙っているとのこと。
セレソ会長はD・コスタについて「彼は偉大な選手だが、今はチェルシーの選手なんだ。だけど、我々は可能な限り全力を尽くすよ」と語り、かつてチームのスターとして活躍したD・コスタの獲得を熱望していることを明かした。
D・コスタはアトレティコに在籍していた2012/2013シーズンで公式戦43試合に出場し20得点を記録。コパ・デル・レイではレアル・マドリーとの決勝戦でチームを救う同点弾を決め、延長戦の末に2-1で勝利し優勝を果たしていた。また、翌シーズンにはリーグ戦35試合で27得点を決める活躍を見せ、アトレティコをリーグ優勝に導いている。
今季はなかなか調子が上がらず放出候補に挙がった時期もあったが、現時点で公式戦29試合に出場し10得点を記録している。復調の兆しを見せ始めており、チェルシーは放出に消極的な姿勢を見せるかもしれない。果たして、夏の移籍市場でアトレティコはD・コスタを獲得することはできるのだろうか。
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