日本代表岡崎が所属。オーナーはタイ人
今季のプレミアリーグ最大のサプライズとして首位を走るレスター・シティ。岡崎慎司が移籍したことで日本人選手に馴染みのあるクラブとなったが、実際はどんな歴史があるのだろうか。
愛称はクラブのエンブレムにも描かれていることから“フォクシーズ”。ホームタウンのレスターはイングランド中心部、ロンドンとマンチェスターを線でつないだちょうど中央に位置している。人口はおよそ30万人弱で、日本で最も人口の少ない鳥取県の半分ほどだ。
創立は1884年で、当時はレスター・フォスというチーム名だった。現名称には1919年に変更されている。日本では、浦和レッズから阿部勇樹が移籍したことでも知られており、岡崎はクラブで2人目の日本人選手だ。
オーナーはタイ人のヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ。ホームスタジアムのネーミングライツも取得しているタイの免税店『キングパワー』の経営者でもある。
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