本田圭佑【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第23節が現地時間3日に行われ、ミランはパレルモに2-0で勝利を収めた。本田圭佑は3試合ぶりの先発フル出場を果たし、イタリア各紙からこの試合のMVPに値する評価を受けている。
ミラン専門メディア『ミランニュース』は「ミラン、本田が復活のシンボルに」と題した記事を掲載し、「日本人はミランにバランスを与えた。その能力でシニシャ・ミハイロビッチ監督が採用する4-4-2のキーマンになっている」と最近のパフォーマンスを絶賛している。
また大手『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は本田にチーム内最高評価の「7」を与え、パレルモ戦のMVPとして「すぐに主役となった。CKで直接ゴールを狙い、シュートを放ち、バッカへのアシストを狙うアバーテの活路を作り出した。その道の先には勝ち点3があった。メイド・イン・ジャパン」と称賛した。
『コリエレ・デッラ・セーラ』紙も同様にMVPとなる「7」を本田に与え「素早く相手を抜くなど、本人ができないと言っていたプレーも。ミハイロビッチ監督の信頼は正しかった」と、意外性も見せた姿を極めて高く評価している。
他メディアもアシストやゴールのなかった本田に軒並み高評価を与えている。後半戦に入ってから自らの居場所を取り戻した10番の評価はミラノダービーでの活躍も相まってウナギのぼりだ。
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