裁判所に出廷したネイマール【写真:Getty Images】
移籍オペレーションにおける違法・詐欺行為で訴えられているバルセロナFWネイマールの父親が、この事件に息子は全く関係がないことを強調した。3日付け『アス』が報じた。
父親であり代理人も務めるネイマール氏(息子と同名)に加え、現バルセロナのジョセップ・マリア・バルトメウ会長、ネイマールの移籍を主導した元会長のサンドロ・ロセル氏は、ネイマールがサントスからバルセロナへ移籍の際の違法・詐欺行為で訴えられている。
現地時間1日にはバルトメウ会長とロセル氏が、2日にネイマールと父ネイマール氏が裁判官への証言のため裁判所へ出頭していた。
2時間半の尋問を終え出てきた父ネイマール氏は、報道陣に向かい移籍手続きに息子が関与したことはなく、息子は全く無関係だと主張した。
さらに父ネイマール氏は、息子に巨額のオファーが届いていることも裁判官に明かしたという。
なおネイマール、父ネイマール氏、バルトメウ会長、ロセル氏はブラジル検察からも書類偽造、脱税の罪で訴えられている。
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