2期目のチェアマン就任が内定した村井満氏【写真:Getty Images】
Jリーグは3日に臨時理事会を開き、村井満氏の2期目となるチェアマン再任が内定したことを発表した。
村井氏は1983年に早稲田大学を卒業し、現株式会社リクルートホールディングスに入社。その後は系列会社の役員などを歴任し、2014年1月にチェアマンに就任した。
議論を呼んだ12年ぶりの2ステージ制復活にも今季からレギュレーションを一部変更を進めるなど、改革を訴えている。
Jリーグのオフィシャルサイトで、今任期で5つの目標を引き続き継続して推し進めていくことを公約した。
「2014年からの2年間、国内外で大変多くの方々とお会いしましたが、みなさまからのご助言をもとに『魅力的なフットボール』『スタジアム整備』『デジタル技術の活用』『国際戦略』『経営人材の育成』という5つの分野に重要戦略を設定し、取り組んでまいりました。
これからもこの5つの重要戦略を継続していく覚悟ですが、その前提となるものは、『リーグおよびクラブ財政基盤強化』と『育成環境の整備』の2つです。まずは、日本のプロスポーツ界を代表する組織の一つとして、『社会的価値の向上』を通じて、より一層の経営基盤の強化を図ってまいりたいと考えております」
村井氏のチェアマン就任は、3月9日に行われる2016年度第1回社員総会で正式決定する。
【了】