契約延長したケイシー・パーマー【写真:Getty Images】
チェルシーが、下部組織のU-21に所属する19歳のMFケイシー・パーマーとの契約を延長した。現時点で契約期間は明らかにされていない。2日に英紙『デイリー・スター』が報じている。
パーマーは2013年からチェルシーのユースに在籍しており、昨季は公式戦21試合に出場し5得点を記録。UEFAユースリーグでは全試合に出場しチームの優勝に貢献している。今季はすでに公式戦12試合で6得点を決めるなど、昨季を超える活躍を見せていた。
ユースでは背番号10を背負い、司令塔としてプレーしている。U-17やU-18などの各世代別イングランド代表として選出されるなど、将来A代表候補になる可能性も秘めている逸材だ。
ただ、チェルシーはユース世代をレンタル移籍で放出することが多い。昨年夏にはUEFAユース得点王のドミニク・ソランケがエールディビジのフィテッセにレンタル移籍した。他にも複数の選手が他クラブに貸し出されている。未来の司令塔として期待されるパーマーだが、果たしてチェルシーでトップチームデビューすることはできるのだろうか。
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