本田圭佑(左)とジャコモ・ボナベントゥーラ(右)【写真:Getty Images】
ミラノダービーで1アシストを含むMVP級の働きをみせた日本代表FW本田圭佑だが、ようやくイタリア紙にも背番号10番としての存在が認められのたかもしれない。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』電子版は次節のパレルモ対ミラン戦における予想スターティングメンバー欄で、今季初めてMFジャコモ・ボナベントゥーラを本来の背番号28番と表記した。これまで、ボナベントゥーラは常に背番号10番と表記されていた。
本田は今季未だゴールがなく、攻撃面というよりも守備面においてチームに貢献するプレースタイルから、幾度と無くイタリアメディアから「10番失格」と批判されてきた。ガゼッタ紙は中でも本田に対する評価が低かったことで有名で、インテル戦での評価もチーム最低評価タイの「6,5」となっていた。
ボナベントゥーラを背番号10番と表記していたことにガゼッタ紙の“意思”が反映されていたのかは不明だが、本田がここ数試合の活躍でイタリアメディアからの評価を高めていることは事実である。ミランの10番は今後も好調を維持することはできるのだろうか。
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