60試合を戦った2015年。あと一歩を詰めるための2016年
一昨季リーグ、天皇杯、ヤマザキナビスコカップの三冠を達成した王者G大阪。2015年はより厳しい戦いが待っていた。国内の公式戦に加えAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)が加わり、年間を通して60試合をこなす超過密日程だ。
しかしG大阪はすべての公式戦に全力を注ぎ、その結果天皇杯優勝に加え2つのタイトル獲得目前まで迫った。ACLは広州恒大の前に散ったが、勇敢な戦いぶりで優勝するだけの力を秘めていることを証明して見せた。
今季はリーグタイトルの奪還に挑むとともに、悲願のアジア制覇を狙い、同時に若手たちはJ3を戦う。昨年以上に厳しい戦いが待っていそうだが、長谷川健太監督が豪華な陣容をどのように生かすか注目だ。