チェゼーナの下部組織に所属する燦・ファンティーニ【写真:編集部】
イタリア・セリエBのチェゼーナの下部組織には、ひとりの日本人GKがプレーしている。 17歳の燦(あきら)・ファンティーニは、日本人の母親とイタリア人の父親を持つ日伊ハーフGKだ。
そんなファンティーニは、現地時間30日のミランユースとの試合に出場。チームは0-2で敗れてしまったが、伊メディア『カルチョ・ナシオナーレ』は「2つのゴールで、彼にできることはなかった」と、ファンティーニにチーム最高タイの「6」の採点を与えている。
U-23日本代表はリオ五輪出場を決めたが、ファンティーニは来たる2020年の東京五輪の出場を目指している。
かつては、「GKをやりたいのであれば、責任を持ち、ブーイングされても構わないというメンタルを持ちながらやっていかなければならない。一番大切なのはメンタルです」と、弱冠17歳ながらも力強く語っている。
GK大国イタリアで成長を見せるファンティーニだが、今後はセリエA、そして日本代表のゴールマウスを守る日が来るのだろうか。
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