ロベルト・レバンドフスキ【写真:Getty Images】
欧州各国のビッグクラブから引く手数多のロベルト・レバンドフスキは、現段階で移籍に全く興味を持っていないようだ。独紙『ヴェルト』のインタビューで心境を語っている。
母国ポーランドからドルトムントへ移籍し、現在バイエルン・ミュンヘンで目覚ましい活躍を披露するレバンドフスキにはレアル・マドリーを始めマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマンなど各国のトップクラブから引き抜きの噂が絶えない。しかし、それらの憶測を本人は意に介していない。
「18歳の頃から移籍の噂や問い合わせがあって、そういったものをうまく処理する術を学んできた。今ではうまく避けることができるし、集中を妨げることもない。僕にとっては普通のことだからね」と、これまでの経験で自らをコントロールできるようになったと主張する。
しかし、「バイエルンで現役を終えるのか?」と問われると「プロ選手にとって、それについて言うのは難しいことだ。多くの選手たちが同じように話すのを何度も見てきた。新しい監督が来て信頼されなくなってしまうかもしれないし、興味深いオファーが舞い込むかもしれない」と将来について明言を避けた。
その一方で「僕の場合、バイエルンでとてもうまくいっているし、ここにいる限り常に全てを捧げるつもりでいる。バイエルンだけに集中しているよ」と、早期退団を否定している。
英紙『デイリー・メール』によるインタビューでも「目の前のシーズンだけに集中している。それだけが僕の関心事だ。他の全ては憶測に過ぎない」と、バイエルン退団の噂を一蹴した。
今季はリーグ戦17試合に出場して17得点を挙げる異次元のパフォーマンスで世界中を魅了するレバンドフスキのプレーはしばらくドイツで見ることができそうだ。
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