退席処分を下されたインテルのロベルト・マンチーニ監督【写真:Getty Images】
現地時間30日に行われたミランとの“ミラノダービー”で、インテルは0-3の完敗を喫した。試合後、イタリア『メディアセット』のインタビューに応えたロベルト・マンチーニ監督は判定に納得がいっていないようだ。
インテルは後半、大一番でデビューを果たした新加入のイタリア代表FWエデルがミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマにエリア内で倒されるがPKの判定は得られず。このジャッジにマンチーニ監督は猛抗議したことで、退席処分となっている。
マンチーニ監督は「ミランは称賛に値する」とライバルを称えた上で、この試合の主審を務めたアントニオ・ダマト氏に対して怒りを露わにしている。
「今日の結果は相応しいものではない。全てが間違った方に向かっていた。私は攻撃的なことなど言っていない。だが、近頃の審判はお多感のようだ。ドンナルンマに起きたことを何といえばいいのか分からないよ。恐らく、ダマトはルールを分かっていないんだ」
しかし、この発言後にマンチーニ監督は自身のツイッターを更新。一連の言動を謝罪するコメントを投稿している。
「怒ったジェスチャーをしてしまったことに謝りたい。やるべきではなかった。本当に申し訳なかった。ファンには辛い思いをさせてしまった。このような状況では、忍耐強くなる必要がある」
Mi scuso per un gesto di rabbia che non avrei dovuto fare!
— Roberto Mancini (@robymancio) January 31, 2016
マンチーニ監督は退席処分を言い渡された際、中指を立てるジェスチャーも見られており、何かしらの処分が下されるかもしれない。
一時は首位に立っていたインテルだが、伝統の一戦に敗れてしまったことで現在の首位ナポリと勝ち点9差とスクデット争いから引き離されてしまった。
【了】