今季限りでチェルシーを退団する主将ジョン・テリー【写真:Getty Images】
チェルシーの主将を務める元イングランド代表DFジョン・テリーは、契約が満了となる今季限りでクラブを退団することを発表した。
ロンドン出身でクラブのユース出身のテリーは、2000/01シーズンにノッティンガム・フォレストへ2ヶ月間のみ期限付き移籍したのを除いてキャリアのすべてをチェルシーで捧げている。
トップチーム在籍18年間で、4度のプレミアリーグ優勝、5度のFA杯優勝、3度のリーグ杯優勝、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグをそれぞれ1度ずつ制覇するなど、チェルシーで輝かしいキャリアを歩んできた。
テリーは、チェルシーを離れる決断を下した理由について、「童話のエンディングにするつもりはない。チェルシーで引退するつもりもない。違うプレミアのクラブでプレーするつもりはない。もちろん、別の国になるだろう。いつか、チェルシーサポーターのひとりとして子供を連れて戻ってきたい」と語っている。
Chelsea captain John Terry will leave the club at the end of the season on a free transfer. #UCL #cfc pic.twitter.com/AezQa5fnpu
— Champions League (@ChampionsLeague) January 31, 2016
チェルシーは昨季にディディエ・ドログバが退団し、その前のシーズンにはフランク・ランパードもクラブを去っている。今季はチェルシーで長く最終ラインを支えた偉大な主将がクラブを去ることになれば、クラブにとって大きな転機を迎えることになりそうだ。
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