急遽ローマのレプリカユニフォームを購入して試合に挑んだ【写真:Getty Images】
ボリビアでユニフォームを巡って珍事件が発生した。29日、イタリア紙『レプッブリカ』が報じている。
シクロンは現地時間の28日にボリビア1部リーグでアウェイでレアル・ポトシと対戦した。ホームユニフォームで挑んだシクロンだが、相手のユニフォームとデザインが酷似していたことで、審判がユニフォームを変更するように指示。しかし、シクロンは異なるユニフォームを持っていなかったため、慌ててユニフォームを調達することにした。
結果、クラブはスタジアムの近くに売っていたローマのレプリカユニフォームを購入(海賊版であった可能性が高い)。即席で背番号をマジックで書き込み、試合に挑んだ。
今回の事件がユニークである点は、対戦相手だったレアル・ポトシがスペインのレアル・マドリーに酷似したエンブレムを持っていることで有名であることだ。つまり、この日レアル・ポトシ対シクロンは擬似レアル・マドリー対ローマとなった。
結果はレアル・ポトシが4-0で快勝。やはり即席ユニフォームでは勝利することは難しかったようだ。
レアル・マドリーに酷似したエンブレムを持つレアル・ポトシ【写真:Getty Images】
【了】