ホフマン&ヤヌザイの放出で人員に不安
国内のリーグ戦とカップ戦、ELのグループステージを平行して戦った前半戦と同様に、後半戦もターンオーバーを敷く必要があるのだが、ドルトムントの今冬の補強は進んでいない。ヨナス・ホフマンをボルシアMGに放出し、アドナン・ヤヌザイはマンチェスター・ユナイテッドにレンタルバックとなった。
前半戦を通して、両MFはドリブラーとしての色合いが強く、流動的なポゼッションスタイルに上手くフィット出来なかった。それでも、ある程度は戦力として計算の目処は立ち、過密日程をやり繰りする上では貴重な人員だった。
つまりターンオーバーを考えると、現在のドルトムントは、少し人員が欠けた状態にある。
1月4日付でU19チームから、フェリックス・パスラックとクリスティアン・プリシッチの2名がトップチームに昇格した。しかし2人とも17歳で、ブンデスリーガのタフな戦いを考えた場合、心許ない。昨年末には復帰間近と見られていたヌリ・シャヒンは、回復が遅れている。
28日付の『キッカー』誌によれば、現在BVBは、オサスナのミケル・メリノ、アトレティコ・マドリーのオリベル・トーレスの獲得に動いている。同誌によれば、メリノの獲得は間近に迫っているようだ。
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