現役引退を発表したロバート・アーンショウ【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスに所属していた元ウェールズ代表FWロバート・アーンショウが現役引退を発表した。28日にウェールズメディア『ウェールズ・オンライン』が報じている。
同紙によると、アーンショウは34歳でサッカー選手としてのキャリアを終え、今後はバンクーバーのコーチングスタッフになるとのこと。柏レイソルから加入した工藤壮人をカール・ロビンソン監督と共に指導することになりそうだ。
アーンショウはカーディフの下部組織で育ち、1997年にトップチームに昇格。2002年にはイングランド3部でリーグ戦46試合に出場し31得点を決める大記録を樹立し得点王に輝いた。
2004年にはウェスト・ブロムウィッチ(WBA)に移籍し、リーグ戦で11得点を記録。その後、ノリッジ・シティやトロントFCなどを経由して2015年にバンクーバーに加入しリーグ戦9試合に出場していた。
ウェールズ代表としては通算59試合の出場経験があり16得点を決めている。2004年2月に行われたスコットランドとの親善試合ではハットトリックを記録するなど、ウェールズ代表のレジェンドとして讃えられていた。
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