ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長【写真:Getty Images】
ナポリ検察が調査を始めた脱税疑惑に関してナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は「全部くだらないことだ」と語った。イタリア『ラ・スタンパ』などが報じた。
ナポリ検察は脱税疑惑でセリエAおよびBの35クラブ、イタリアサッカー関係者64名を調査しており、中にはミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副社長兼CEO、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長、パリ・サンジェルマンFWエセキエル・ラベッシ、パルマやラツィオ、インテルでプレーし現在はセリエBのモデナで指揮を執るエルナン・クレスポ監督などの名前がある。
デ・ラウレンティス会長は「自分はものすごく冷静だよ。古い話だ。全部取るに足らないものだよ」と語っている。
調査は2009年から2013年にかけて行われた移籍オペレーションを対象に行われおり、何らかの形で脱税が可能となるシステムが存在していたとみられている。
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