その他各国のU-23代表
左からズラタン・イブラヒモビッチ、ケレチ・イヘアナチョ、ナビル・ベンタレブ、ピエール=エミール・ホイビェア【写真:Getty Images】
強豪国以外にも注目の選手は数多くいる。デンマークはすでにA代表招集経験のある選手が多く、EURO出場を逃しているため本気を出せばタレントの宝庫だ。バイエルン・ミュンヘンが保有権を持つピエール=エミール・ホイビェア、チェルシー育ちのアンドレアス・クリステンセン、名門アヤックスで輝くヴィクトル・フィッシャーらの参戦が期待される。
アフリカにも魅力的な才能が数多くいる。U-23代表経験はないもののマンチェスター・シティでチャンスをつかんだナイジェリアのケレチ・イヘアナチョ、当時19歳でヴァイッド・ハリルホジッチ監督に見出されブラジルW杯に出場したアルジェリアのナビル・ベンタレブは招集されれば大会の主役となるだろう。
オセアニアからはフィジーが主要国際大会初参戦で注目を集めている。ほとんどが国内組で構成されたチームながら、同国人初のAリーガーとしてウェリントン・フェニックスで活躍するロイ・クリシュナがOA枠で参加する可能性が高い。豊富な経験で若手たちをけん引し、絶対的なカリスマでチーム力を底上げするはずだ。
また、スウェーデン代表にOA枠ズラタン・イブラヒモビッチが加わるのではないかと噂されている。他にもメキシコ、ホンジュラス、南アフリカと侮れないチームばかり。アジアを突破した日本には気の抜けない厳しい戦いが待っている。
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