フレディ・グアリン【写真:Getty Images】
中国超級リーグ(1部)の上海申花は27日、インテルMFフレディ・グアリンの獲得を発表した。
契約の詳細は明かされていないが、伊『スカイ』などの事前報道によれば移籍金は1200万ユーロ(約15億5000万円)と見られる。
2012年1月にポルトからインテルに加入したグアリンは、イタリアで公式戦通算146試合に出場し23得点を挙げた。長友佑都と仲がいいことで知られ、武器のひとつである強烈なミドルシュートは”グアリン砲”として親しまれていた。
上海申花にはティム・ケーヒル、デンバ・バ、アブラアム・パパドプーロス、モハメド・シッソコといった実力者が在籍し、グアリンと同じコロンビア代表のジョバンニ・モレノが10番を背負ってキャプテンを務めている。同胞の存在も移籍の決め手となったようだ。
同クラブのグレゴリオ・マンサーノ監督は自身のツイッターを更新し「中国では冗談のようなレベル」とグアリンのクオリティを称賛。今後の活躍に太鼓判を押している。さらにモレノとの化学反応がチームを大幅に強化すると考えている。
スター選手が続々と集結する中国マーケット。マンサーノ監督やアルベルト・ザッケローニ監督、ヴァンデルレイ・ルシェブルンゴ監督、スベン・ゴラン・エリクソン監督ら指導者に加え、ジェルビーニョやラミレスといった各国代表クラスの選手が数多く上陸した。今季彼らがどんな活躍を見せ、アジアを席巻するか注目が集まる。
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