伊紙、決定機逸の本田に厳しい評価
26日のアレッサンドリア戦から一夜開けた27日、本田圭佑は地元紙から厳しい評価を受けていた。決定機を外したことが厳しく見られたようだ。3部のチーム相手に苦戦したミランについては、全体的に厳しい評価となっていた。
本田のプレー内容を褒めていたメディアも存在したが、ピッチでの存在を認めないかのように卑下していた地元紙もあった。いずれにせよ、結果に関わるゴールを外したことが評価を大きく左右したようだ。
以下は各紙の評価及び評点。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 4
「どうも渋滞に巻き込まれたのだろう。ゲートの前で時間を費やし、入ったのは40分ぐらい後。バロテッリに対しアシストのパスをお膳立てした。それから、2-0にできる場面をミス。そしておそらく、帰りの出口の列に並びたくなかったのだろう。試合終了よりも前に姿を消した」
『コリエレ・デッロ・スポルト』 5
「特別残業をやらされる。そのため居心地悪く疲れている様子はすぐ見て取れた。2-0とできるチャンスを衝撃的にミスする」
『トゥットスポルト』 5.5
「右サイドに張っており、チームの組み立てから完全に疎外されていた印象を受けた。それでもバロテッリがタイミングよくフリーになれたのは彼のおかげで、ただループシュートは上に行った。“スーパーマリオ”は後半5分、そのお礼とばかりに絶好のパスを供給する。だが確実に決められると思われたシュートは相手選手の背中に当たった」
『コリエレ・デッラ・セーラ』 6
「彼のサイドはもっとも円滑に回っていた歯車の一つで、良いボールを何度も供給していた。しかしゴールを決められるチャンスで、“殺し屋”としての本能を欠いた」
『ラ・レプッブリカ』 5.5
採点のみ。
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