アンタルヤスポルのサミュエル・エトー【写真:Getty Images】
これまで数々のシュートをゴールに沈めてきた元カメルーン代表FWサミュエル・エトーだが、今度はファンの怒りを鎮めたようだ。独紙『シュポルト1』などが伝えている。
今季からエトーが加入したトルコ・スーペルリグのアンタルヤスポルは、第19節時点で勝ち点21の14位。シーズン序盤は好調で最高2位につけていたものの、直近11試合でわずか1勝4分6敗と順位は下がる一方となっている。
この状況に耐え切れなくなった一部ファンがギュルテキン・ゲンセル会長に猛抗議すべく、クラブ施設に押し寄せた。
しかし、この状況でエトーが登場。ジョゼ・モライス監督とともにファンの怒りを鎮めた。それだけではなく、ファンは抗議から一変してエトーのチャントを歌い、中にはエトーとセルフィーを撮るファンまで現れたという。
アンタルヤスポルで主将も務めるエトーは今季のリーグ戦で13得点を挙げており、フェネルバフチェの元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスと並んで得点ランク首位タイ。さらに8試合連続得点を記録するなど、ファンからの信頼も厚いようだ。
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